事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

鈴木 聡さん

県内のものづくり企業の素晴らしさを広く伝えていきたい

鈴木 聡さん

公益財団法人にいがた産業創造機構 経営支援グループ 市場開拓チーム シニアチーフ 2010年3月本学修了

社会人として大学院で学びなおすに至った経緯を教えてください。

日々業務をこなす中で、よりレベルアップした仕事を行いたいと思い、大学院で理論を学び、さらに過去に中国に留学していた経験を活かして海外を舞台としたビジネスモデルを作ってみたいと思い、職場で公募されていた事業創造大学院大学での研修を希望し、学ぶ機会をいただきました。

大学院で学んだことが現在の仕事や実社会で役立っていると実感するケースはどんなときですか?

実際に仕事で役立っているのは、今も母校の事業創造大学院大学とつながりを持っていることです。
昨年度、私の担当業務の中で国際ブランド展開があり、外部有識者から意見を求める機会があった際、有識者の一人として地域・国際担当副学長の富山先生に参加していただき、貴重な御意見をいただきました。逆に、今年度は富山先生から私に依頼をいただき、国際ブランド展開に参加している企業の社長を紹介し、富山先生の講義「アジア経済とビジネス戦略」にゲストスピーカーとして参加してもらい、現場の貴重なお話を聞かせていただくことができました。母校とのつながりから、とても有意義な展開が出来たと思っています。

事業計画書(ビジネスプラン)の作成にあたって社会のニーズをどのように捉えましたか?

事業計画書の作成時は、私が留学していた頃に「世界の工場」と言われた中国が、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)で、コールセンター業務などを請け負う「世界のバックオフィス」としても勃興していた時期でした。
中国で働いている友人からの情報だけでなく、事業創造大学院大学にも多くの留学生がいたので、主に中国人留学生と意見交換するなどして、社会のニーズを探り、新しいビジネスプランを作り出していきました。

大学院修了後に、今改めて抱く目標や展望を教えてください。

現在の業務は、生活関連産業を中心に県内のものづくり企業の支援を行っています。具体的な業務、国際ブランド展開、見本市・百貨店出展、デザインコンペティションの開催など多岐にわたります。担当している業務を通じて、県内のものづくり企業の素晴らしさを広く伝えていきたいと思います。