事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

須田 義宗さん

異業種の社会人・留学生との出会いが財産に

須田 義宗さん

株式会社富士通新潟システムズ 第二ソリューション事業部 第二ソリューション部 課長 2018年3月本学修了

入学動機

IT業界においては、今一段と変化が激しく、進化のスピードが速まっています。既存業務を守るだけではなく、今を機会と捉え、新たなビジネスを創出することが求められています。

弊社内では、人材育成として様々な教育が提供されています。しかし、得た知識を体系立て、実践的に使っていくことは容易でなく、新ビジネスの実現は思うように進んでいませんでした。

そこで、改めて事業計画を策定するのに必要な力を身に付けるために本学に入学いたしました。

定時まで務めた後の通学に不安はありましたが、入学してみると、同じような境遇の社会人学生も多く、脱落せずになんとか2年間を乗り越えたいと感じました。

大学院で学び得たこと

知識・スキルもさることながら、共に学ぶ仲間を得て、「チャレンジ」することを当たり前と思える環境に自分を置くことができたことが、何よりも嬉しく思います。

社会人学生は、比較的近い年代が揃うため、職場での境遇も似ています。意見交換によって他社の良いところが吸収でき、自社に活かすことができます。もちろん、そこで得た人脈を通じてビジネスに活かすことも可能だと思います。

貴重な2年間を有効に使おうと意気投合した仲間と、わずかな時間やりくりして、いくつものビジネスコンテストに応募してきました。学んだフレームワークを実際に使い理解度を深めると共に、第三者の前でプレゼンし伝える力を磨きました。

こうした「チャレンジ」を通じて、知識を実践的に吸収することができ、さらに、ビジネスを創り上げるには本気で取り組める仲間が必要だということを肌で感じることができました。本学で得た知識と経験は、今後社内で事業を推進する上でも必ず役に立つものと思います。

事業紹介、アピールポイント、今後の事業展開等 

弊社は富士通グループに属し、お客様と共に豊かな未来を創造するという“Shaping tomorrow with you”のメッセージの下、新潟県内のお客様を核として、特に地方自治体様向け、医療機関様向け、製造・建設・流通業を中心とした民間企業様向けのシステムインテグレーションサービスを全国各地へ提供しています。

目まぐるしく変化する時代を先取りした情報システムをお客様に提供するためには「今、何が求められ」、「将来、何が求められるか」を的確に捉え、実現していく必要があります。AI,IoTといった最新技術だけではなく、本学で得た様々な知見と、それを使いこなす思考力を発揮して、お客様にご満足いただけるプロダクトやサービスを提供していきたいと思います。

これから入学を検討される方へのメッセージ

MBA資格を取得するためというよりも、自らのビジョンを具現化したい、という方に入学をお勧めします。

勤務先やキャピタルなど、周囲から納得いただける事業を興すためには、独り善がりでなく、多角的に事象を見つめ、その本質に近づいたプランを創る必要があると思います。

ここで力になってくれるのは、経験豊富な先生方はもとより、一緒に学ぶ仲間たちです。異業種の社会人学生や、異なった文化を持つ留学生とのディスカッションや何気ない会話を通じて、新たな視点、広い視野で思考することができ、「私が本当にやりたいことは何か」ということと真摯に向き合うことができます。

苦楽を共にし、飾らない言葉で疑問を投げかけてくれる仲間と過ごす2年間は、何事にも代えがたく、これこそが本学で学ぶ意義であると思います。