会社の発展と地域社会へ貢献する人材となりたい
日本農業を取り巻く環境は内的、および外的要因により大きく変化してきています。我々農業機械販売会社もその変化にいかに対応できるかということが、会社成長の大きな要素となります。
『時代の流れ・変化を短期的ではなく中長期的に予測し、先手を取る形で事業展開を図ることが出来る』人材が求められています。
私はずっと営業という立場で仕事をしてきましたが、会社の経営に必要な知識やそれに対する見識、物事を多角的、俯瞰的に捉え分析し、総合的に事業を進める能力が不足していると感じていました。
本学で様々な知識を修得、また経験をすることで、会社の発展と地域社会へ貢献する人材となりたいと思い入学を決意致しました。
多角的なものの見方や自身の意見や考えをまとめる能力が身に付く
1年生時に履修したマーケティングやビジネスプラン作成法などで学んだビジネスや事業を行う上での基礎スキルやフレームワークは、会社内のおける業務やプロジェクトにも活かせていると感じています。
また、様々な講義において取り入れられているのが「ディスカッション」です。
一方的に講義を聴くだけではなく、様々な学生が研究成果をプレゼンテーションし、それに対し意見を交わし討論することで、多角的なものの見方や自身の意見や考えをまとめる能力が身に付いたと感じています。
新潟県の農業発展を使命に
私ども新潟クボタは新潟県農業の発展を使命とし、新潟県の農家様に寄り添う形で事業を進めてきました。現在の農業のキーワードは「スマート農業」と「グローバル化」です。
特に農業機械の自動化(ロボット化)とデータ分析やセンシングなどを活用した精密農業が急速に進展していますが、我が社でも農業用ドローンや営農システムを推進しており、またグローバル化においては米の輸出などをいち早く事業化し新潟米の販路拡大をすすめています。
これまで同様、農家様と共に農業の川上から川下までをサポートする「アグリソリューションカンパニー」として事業をすすめて参ります。
企業経営に必要となるグローバルな視点を形成したい方に非常に有効
これからのビジネスはよりグローバルな展開が必要になってきます。
そのような状況の中で、新潟の地にいながらにして様々な国や業種、役職の方々と接し意見を交わし合うこと、またそれぞれの風習や経済情勢、さらには文化などを実際に体感できることは、MBAの取得はもちろん、これからの企業経営に必要となるグローバルな視点を形成したいという方には非常に有効な機会でなないかと考えます。
また、私のように会社で働きながらという場合は、仕事と学業の両立は非常にハードではありますが、それ以上のリターンが期待出来、自身のスキルアップや精神的な成長を実感できますので、積極的にチャレンジしてほしいと思います。