新たに様々な学びが必要な状況に
私の夢は財務、税務のプロフェッショナルになることでした。
そのために税理士資格の取得を志しました。税理士試験の受験は多大な時間を要します。吸収する知識、技術の量も膨大です。私の場合、税理士試験に取り組むことが自らの業務である財務税務業務の遂行に大いに役立っていました。
しかし、ある時期から、新たに新規事業、経営業務、管理業務等、複数の業務に携わることとなり、様々な学びが必要な状況になりました。そして、同時に限られた時間のなか、従来のような税理士試験への取り組みが難しくなっていきました。自分はどこを目指していけばよいのか。そんな葛藤を抱えるなか、私は本学に出会いました。
税理士となり財務、税務のプロフェッショナルになる夢が叶うこと、MBA分野の知識習得により新しい事業・業務に備えることができること、「税理士×MBA」という差別化できるスキルを身に付けることができること、この3つが本学への入学の決め手でした。
マルタケ社屋外観
大学院で学び得たMBA分野の知識は実務に直結
意識の高い仲間達、素晴らしい先生方並びに事務局の方々と出会えたことが大きな財産です。
また、仲間達との交わり、先生方のご講義等を通じ、学んでいくなかで、自分の未熟さも知ることができました。同時にこれから自分が学ばなければいけないこと、伸ばしていかなければいけないところが明確になり、よかったと感じています。
本学で学んだことは、業務を遂行する上でなくてはならないものでした。財務税務業務について、演習、税法、管理会計を通じ、思考の土台である基本概念をしっかりと確立することができました。その上で新規事業への目線として、アントレプレナーファイナンス、ビジネスプラン、マーケティング、統計分析、経営戦略で学んだことが、様々な判断過程において大変役立ちました。そして、経営目線として、リスクマネジメント、企業倫理で学んだ知識、考え方に大いに助けられています。本学で学ぶMBA分野の知識は、実務に直結する内容が多くあります。日々「学び=実践」が繰り返されるとても充実した日々を送ることができました。
社内での新規事業打ち合わせ
「まもる、つながる、かんじる」が コンセプト
弊社は医薬品等総合商社です。今年で創業92年になります。主戦場である年間10兆円の医薬品市場が今後シュリンクしていくなか、既存事業内における選択と集中及びコスト効率化を通じたシェアの維持、拡大、そして、既存事業に代わる新たな事業の柱を創造することが急務となっています。現在、弊社では、創業後92年に渡って医療業界で培ってきたノウハウを礎に様々な新しい事業の種を蒔いています。
そのランドマークとなっているのが現在、新潟駅前にて建築中の新マルタケビル(仮称)です。「まもる、つながる、かんじる」をコンセプトに先進的な免震構造・BCP対応、人とアイデアが交わり新しいビジネスを生む場、先進的な学びを創出する場を備えた、今までの新潟にない、全く新しいオフィスビルを創造します。新潟駅前というこの地で想いを発信するとともに、地域の為、人々の為、真に必要とされる価値を提供していきます。
新マルタケビル(仮称)パース図
自分の夢、人生の目標を まっすぐ見つめて
これを見ている方々の中には入学を迷っている方も多くいらっしゃることと思います。環境、置かれている状況は皆さん各々で異なると思います。躊躇するところもあるのかもしれません。そんなときは、自分の夢、人生の目標をまっすぐ見つめてみて下さい。それを叶えるための2年間が本学には必ずあります。たった一度の人生です。悔いなく、自分に正直に、完全燃焼して欲しいと思います。
在学中のプレゼミナール発表会