事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

ファン・スアン・ハィンさん

Pham Xuan Hanhさん

ベトナム ハノイ国家大学外国語大学卒業 2014年4月本学入学

入学した動機について教えてください。

私が日本に留学した理由は、新たな経験、知識を身に付けながら、自ら成長していきたいというのが主な理由です。ベト ナムという国の中だけで過ごすよりも、若いうちに海外で経験を積み、国際的な視野を学んだ方がよいと考えました。 世界有数の経済力と最先端の技術力を持つ国である日本へ留学することにより、多くの貴重な知識を学ぶとともに、独立心や誇り、そして仕事に対するまじめな態度など、ビジネスで成功するために必要となる大切な要素を修得できると考えました。こうして日本の大学や大学院の情報を調べる中、事業創造大学院大学は私が描く希望や夢に向かうため に適した大学院であることを知り、事業創造大学院大学へ進学することで経済や経営知識を深め、日本が成し遂げた経済発展のためのコツなど学ぶことによって、世界や社会との関係がより一層、広がることが期待出来るものと思い入学しました。事業創造大学院大学では、修了すると同時にMBA・経営管理修士(専門職)の学位が授与されますので、大学院で修得する知識を生かし、将来はベトナムの経済発展に貢献したいと考えています。

学んでいる科目について教えてください。

私は事業創造大学院大学で、日本企業のビジネスモデルやマネジメントについて研究・学習をしたいと考えています。そのため、入学後は、「経営学概論」「経営戦略」「マーケティング」「ビジネスプラン作成法」「コーポレートファイナンス」「イノ ベーションA・B」「経営組織A」「アジア経済とビジネス戦略A・B」などの科目を学んでいます。大学院では、講義やフィー ルドワーク、ケーススタディを通じて、成功又は失敗事例を学ぶことができ、日系企業の特徴や経営理念、経営戦略やビジネスモデル、イノベーションや人材マネジ メントなど大変ためになる実用的な知識を修得することができます。これにより、私自身の知識や視野が広がり、将来のビジネスに役立つ糧になるものと感じていま す。また事業創造大学院大学の授業では、ただ単に聴くだけの授業ではなく、発表したり、チームワークを生かしたチーム対抗によるディスカッション形式の授業も取り入れているため、日本人と留学生同士が国際的な視点から物事を捉える機会があるので互いに異文化理解が進み、人的なネットワークを築くことができます。

演習と事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

私は、現在、五月女政義先生の演習Ⅰで「日本留学のためのコンサルティング国際事業体の設立」をテーマに研究しています。こうした研究に基づき、将来的には日本と ベトナムの架け橋となれるような事業を実現するべく、人材育成を担う国際交流ビジネスを展開し、グローバルな視野と、高い勤労意欲・高度な能力を兼ね備えた若い人材の育成に寄与したいと考えています。毎週一回、指導教員である五月女先生に対して自分の計画書の進捗度を発表しますが、先生からは不足する課題を指摘して いただき、次はどうすればいいか?等のアドバイスをもらうことができます。研究中に、もし何か分からないことや困っていることがあれば、先生はいつも助けてくれます。

MBA取得後の将来の目標について教えてください。

将来の目標として、私はベトナムで留学生コンサルタント会社を立ち上げて、多くの留学生がベトナムの経済発展のために、活躍できる機会を創ることに全力を尽くした いと考えています。この事業を通し、日本企業にグローバルな視野と、高い勤労意欲・高度な能力を兼ね備えた若い人材を豊富に供給することにより、日本とベトナムにおける相互発展に貢献したいと思っております。そして、相互理解に基づく未来の日越関係をより緊密にし、友好的に発展させていく事に貢献できれば幸いです。