事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

須貝 裕保さん

「内発的動機」を引き出すコーチングを信じ、社会貢献を目指す

須貝 裕保さん

みらいCOACHING株式会社 代表取締役、みらいコンサルティング株式会社 みらい事業創造室 室長 チーフコンサルタント 2008年3月本学修了

貴重なチャンスを無駄にしない

私は、幸運にも事業創造大学院大学の1期生として、本学で学ぶ機会に恵まれました。

当時、尊敬する上司から、「今度新たにMBAを取得できる大学院が設置される。須貝さん、希望があれば企業派遣の予算枠で推薦できますが、どうですか?」と打診されました。非常に魅力的なお話でしたが、その入学年に当たる年に、私は初めてある事業のマーケティングの責任者として数値目標や予算達成をコミットする役割につく予定でした。
部下が遅くまで働く中、自分だけ早く上がり学校に行くことなんてできない。そんな上司に部下がついてくるわけがない。そう考えた私は、「せっかくの、とても魅力的なお話ですが、このタイミングでは入学することはできません。」とお断りしました。すると上司は「人生にチャンスはそれほど多くない。それに、まさにマーケティングの仕事に関する事を学び、それをすぐに実践に活かせる。そう考えたら、まさに今の仕事のチャレンジを助けてくれるチャンスかもしれない。そう考えると、どうですか?」と、むしろ仕事にプラスなのではないか?という視点での問いを与えてくださいました。
色々と考え、不安もありましたが、カリキュラムや実務経験豊富な先生方のご経歴を拝見し、「確かに新たなチャレンジにプラスになるかもしれない!足りない時間は別で補おう。」と考え、本学で学ぶことを決意いたしました。

実務経験豊富な先生に学び視野を広げる

大学院では経営全般に関することを体系的に学び、最終的に事業計画にまとめる、という形で新たな事業を立ち上げて進めていくための基礎を、実務経験豊富な先生方のアドバイスを受けながら身につけていくことができたと感じています。特に、これまでに何度も事業を立ち上げてこられたご経験のある先生方の体験に基づくお話やディスカッションは、自分の視点を大きく広げることができ、とても感謝しております。
ブランディングでお世話になった信田先生には、私どもの会社で主催したセミナーでご講演いただくなど、今でも大変お世話になっており、感謝しております。また、ともに学んだ皆さまとも、同窓会の活動などを通じて定期的にお会いしながら情報交換することで、良い刺激を受けています。
私自身が代表として法人を設立し、ワクワクしながら新たなチャレンジを行えているのも、間違いなく本学で学んだことが大きく役立っています。本当にありがとうございます。

「やらされる」から「やりたい」へ

私は今、日本とアジアで200名のコンサルタントが所属する「みらいコンサルティンググループ」というコンサルティング会社グループで、主に中堅中小企業の成長に向けた新たなチャレンジを支援する仕事をしています。私は、そのグループ内で「みらいCOACHING株式会社」という会社を立ち上げ、コーチングで人と組織の可能性を最大限発揮し、みらいをつくるパートナーとしての活動をしています。人が生きるため、食べるためだけに活動したモチベーション1.0の時代。高度成長期、全体が成長し、飴と鞭による外発的動機が機能したモチベーション2.0の時代。全体が成長する時代が終わり、イノベーションなくして成長が期待できない今はモチベーション3.0の時代とも言われています。そして、イノベーションは「やらされて」生まれるものではありません。自らが「やりたい!」と考えて動く内発的動機を大切に、本来持っている力を最大限発揮するアプローチとして、コーチングの価値がますます高まってきています。人と組織が最大限力を発揮することによって、私の目の前でも

・5ヶ月で営業未経験者チームが4千万円の新規受注獲得
・4ヶ月で新規事業部門が立ち上がり、営業開始
・9ヶ月で若手一般社員が新商品を開発
・9ヶ月で全社員の残業84%削減
などの、一見信じられないような成果が実現していますが、これは、皆さまが、元々持っている力を発揮することによって生み出されています。「やらされる」から「やりたい」へのチェンジが、これらの成果を生み出しているのです。
「内発的動機」を引き出すコーチングの力を信じ、これからも人と組織の変革を支援するパートナーとして、社会への貢献を目指してまいります。

人生は一度きり

新潟で、これだけビジネスに役立つ学びができる場所は、他にありません。ぜひ、これからの新潟、そして日本に新しい変化を起こすのは、いま、このページをご覧のあなたです。一度しかない人生です。少しでも気になるのなら、ぜひともチャレンジしてみてください。多くの場合、「やったこと」ではなく、「やらなかったこと」が後悔になります。自分の人生に挑戦する多くの在校生・卒業生と、ビジネスでいつか一緒にわくわくするようなチャレンジができたら、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、門をたたいてみてください!