ビジネスの視点が必要と感じて
たくさんの魅力がありながらどんどん都会との格差が広がっていく地方の状況を打開するために、何か自分にもできることはないのかと考えた時、まず、新しいビジネスの視点が必要だと感じました。そこで、事業を創造するという目的に特化し、故郷新潟に存在するこの大学院に入学し、勉強してみようと思ったのです。授業を通して、今までにない様々な角度からビジネスモデル、チャンスを考えられるようになったと同時に、食、環境などの日本が直面する将来の課題を解決するために、ますます地方の存在が大きくなると確信しました。とても有意義な2年間でした。
漠然とした考えが具体的な行動へと進化
入学前は仕事との両立ができるか不安でしたが、忙しい中での授業や課題への取り組みで時間の有効な使い方と集中力を養うことができ、おかげで以前より仕事も効率的にはかどるようになったと思います。また、ここでの学習を通して以前より物事を多面的に捉えるようになったことはキャスターとしても大事な筋肉を鍛えられ、様々な場面で役立ちました。また、漠然と考えていた地方活性化への取り組みに対しても思ったより早く自ら具体的に動きだしていることは、自分でも驚いています。
地域活性化への貢献がこれからのテーマ
「ツーリズムマネジメント」、「健康ビジネス創造論」、「アグリビジネス」などの講義を通して、地域の何に対してどのように価値を見出していくのかを学びました。光の当て方によって様々な可能性があることを実感し、事業計画にも大きく役立ちました。現在、キャスターとしての仕事と同時に地域活性化のサポートをするいくつかの企画に関わっており、今はこれを実現するべく動いています。将来的には女性目線をいかしたサポートチーム体制で事業化し、地域の特性を生かしたプロジェクトや商品プロデュースをしていきたいと考えています。