事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

唐木 宏一
教学担当副学長・研究科長・教授

唐木 宏一

Karaki Kouichi

㈱三井住友銀行に入社し、支店での13年余りの融資渉外業務を通じ、与信や企業財務等にかかわる知識技能を身につける。同社退社後、一橋大学大学院商学研究科にて「企業と社会」「金融と社会」を研究し、修士(商学)、博士(商学)学位取得。修了後は大学非常勤講師や、社会起業家、NPOなどの支援育成に携わるほか、個人研究所(社会的金融研究所)を設立し、論文等を執筆、発表。

氏 名

唐木 宏一

現 職

事業創造大学院大学 教学担当副学長

事業創造大学院大学 事業創造研究科 研究科長・教授

学歴・学位

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
一橋大学大学院商学研究科博士前期課程修了(修士(商学))
一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了(博士(商学))

職 歴

1985~1998 株式会社三井住友銀行

2001~2003 独立行政法人総合研究開発機構リサーチアシスタント

2005 一橋大学大学院商学研究科 COE研究補助員

2007 株式会社ソシオエンジンアソシエイツ

2008~現在 社会的金融研究所代表

2011~2018 一般社団法人ソーシャルファイナンス支援センター理事

2015 事業創造大学院大学事業創造研究科准教授

2016 事業創造大学院大学事業創造研究科教授

2022 事業創造大学院大学事業創造研究科教学担当副学長・研究科長・教授

教育に関する活動

2006 一橋大学大学院商学研究科 ジュニアフェロー(非常勤講師)

2007 法政大学キャリアデザイン学部 非常勤講師

2007~2008 東海大学政治経済学部経営学科 非常勤講師

2008 専修大学エクステンションセンター 非常勤講師

2015 事業創造大学院大学事業創造研究科 非常勤講師

2018 新潟大学大学院技術経営研究科 非常勤講師
2020 開志専門職大学情報学部 非常勤講師

現在所属の学会

日本経営学会、組織学会、生活経済学会、
日本会計教育学会、中小企業会計学会

社会的活動

2005~2011 特定非営利活動法人ソーシャルイノベーションジャパン シニアフェロー

2005~2006 NGO専門調査員(非常勤)として外務省と契約(特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパンの能力開発に従事)

2008   独立行政法人中小企業基盤整備機構 ナレッジアソシエイト

2017 金融プラス・フォーラム 会長

著 書
  • 『ソーシャル・エンタープライズ:社会的企業の台頭』共著(担当:第5章、第7章) 中央経済社 2006年
  • 『ソーシャル・アントレプレナーシップ―想いが社会を変える』共著 NTT出版 2007年
  • 『SRIと新しい企業・金融』共著(担当:第9章、第10章) 東洋経済新報社 2007年
  • 『金融機能による社会的課題の解決』共著(担当:第3章、第4章)白桃書房 2020
学位論文
  • 修士(商学):「コミュニティ・デベロップメント・バンクに関する一考察―「企業と社会」の観点から」一橋大学
  • 博士(商学):「金融のオルタナティブ―『企業と社会』、排除と受容の視点から」一橋大学
論 文
  • 「オルタナティブな銀行の社会的な融資―コミュニティ・デベロップメント・バンクについて―」『一橋論叢』第128巻第5号 pp550-566 2002年 単著
  • 「NPOと資金、ファンドレイジングにかかる議論と考察―NPOに求められるもの―」『社会・経済システム』第24号 pp119-129 2003年 単著
  • 「NPOと社会サービス―とくに交通サービスを提供するNPOを中心に―」『運輸と経済』2004年8月号 pp13-20 2004年 共著
  • 「社会的責任投資としてのコミュニティ・インベストメント:金融排除と金融機関」『社会・経済システム』第25号 pp125-131 2004年 単著
  • 「オルタナティブな金融「ソーシャル・ファイナンス」―注目されるソーシャルビジネスの発展のために」『NPOジャーナル』第22号 pp20-25 2008年 単著
  • 「CSR金融とソーシャルバンク」『季刊個人金融』Vol3.No3, pp37-47 2008年 単著
  • 「アメリカのコミュニティ投資と個人金融−新たな「金融論」の構想」『ゆうちょ資産研究』第18巻,pp71-93 2011年 単著
  • 「『ソーシャルファイナンス』と問われる金融のあり方」『月刊New Finance』Vol42-11 2012年 単著
  • 「NPOの融資利用」『月刊New Finance』Vol42-12 2012年 単著
  • 「アメリカの『コミュニティ投資』」『月刊New Finance』Vol43-7 2013年 単著
  • 「米国コミュニティ開発銀行のビジネスモデルを考える」『月刊New Finance』Vol43-9 2013年 単著
  • 「マイクロクレジット:ノーベル賞以後の話題と現在」『月刊New Finance』Vol43-3 2014年 単著
  • 「モバイルマネー、電子通貨の途上国での拡大」『月刊New Finance』Vol43-9 2014年 単著
  • 「移民労働者の金融インクル―ジョン」『月刊New Finance』Vol43-10 2014年 単著
  • 「送金における金融インクルージョンの考察」『季刊個人金融』Vol10.No1,pp57-66 2015年 単著
  • 「アメリカの地域開発VCファンド」『月刊New Finance』Vol44-5 2015年 単著 ・「ソーシャル・インパクト・ボンドの「論点」-活用のための前提を考える」『事業創造大学院大学紀要』第7巻第1号 2016年 単著
  • 「クラウドファンディング及びESG投資の意義 ―背景と評価」『季刊個人金融』Vol15.No3,pp11-21 2020年 単著
  • 「地方銀行とサステナブルファイナンスーなぜ何にどのように取組むのかー」『金融構造研究』No.44,pp39-51 2022年 単著
その他

(書評)

  • 菅正広著「マイクロファイナンスのすすめ」『季刊個人金融』2009年春号、2009年
  • 佐藤順子編著「マイクロクレジットは金融格差を是正できるか」『季刊個人金融』2016年夏号、2016年

(その他著作)

  • 「欧米諸国における市民社会組織のあらまし」(調査報告書)神野直彦、澤井安勇編著『ソーシャル・ガバナンス:新しい分権・市民社会の構図』、東洋経済新報社、所収(第2章第3節)pp106-121、2004年
  • 「業務規定の明確化とそこから期待される諸基盤の強化」(調査報告書)外務省平成17年度NGO専門調査員、調査研究報告書 全17頁 2006年
  • 「SRIと地域開発」経済法令研究会編 『金融CSR総覧』 pp334-339 2007年
  • 「社会的責任投資」の項(加藤尚武他編『応用倫理学事典』)丸善 全2頁(7.企業倫理・経営倫理の項目)2007年
  • 『事業型NPO法人・支援型NPO法人の現状と課題』中小機構調査研究報告書 第1巻 第2号 2009年 (共著)
  • 『ソーシャルビジネスを対象とした資金拠出・事業創出支援を推進する為の新たな手法に関する調査』経済産業省平成22年度地域経済活性化対策調査 2011年 (共著)
  • 『NPO等のための借入マニュアル』(一社)ソーシャルファイナンス支援センター 平成23年度神奈川県新しい公共支援事業構成事業「NPO提案型活動基盤強化事業」委託事業 2012年 (共著)
  • 『わが国ソーシャルファイナンスの実態的研究』一般社団法人ゆうちょ財団 2017年 (共著)