事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

お知らせ

2009.05.14

AVEDA 体験記 in Niigata(准教授 富山栄子)

あのAVEDAが新潟のヴィネスパにコンセプト店をオープンさせました。ちょっと高いけど、論文が完成した自分へのごほうびに、日曜日にAVEDAを体験してきました。

アメリカの化粧品メーカー「AVEDA」の経営は、

1.顧客に高い効果をもたらし、かつ地球環境に配慮した製品(化学薬品をほとんど使わない)を提供することで、ブランドの使命を実現しています。
2.環境経営により、長期にわたる積み上げ型のブランディングに成功しています。
3.フェアトレードにより、先住民など生活が苦しい世界の人たちのコミュニティを持続可能にすることに寄与し、そうした調達活動がAVEDAのファンを増やし、さらなる企業のブランド力アップへとつながっています。

「環境経営やフェアトレードなどの世のため人のためになることをすることは、何よりも費用対効果の高いブランディング手段」だと昨年夏、私はAVEDAアメリカ本社から帰国した後、まとめました。

さて、実際に、顧客として体験してみると、どうだったのしょうか?
まずは、AVEDAの美容院の体験です。

髪を染め、カットをしてきました。
私にとっても一番の魅力は、「すべて植物エッセンスが主成分で、可能な限り有機栽培された植物や非石油系のミネラルなどを使用して製造されているので、髪に有害な化学薬品をほとんど使っていない」という点です。
「髪を染めても痛まないし、植物性オイルで、髪にツヤを与えサラサラになる」点です。

まずはカフェインフリーのハーブティーとアロマティックタオルで出迎えてくれました。それから、バラなどの3種類の「ピュアアロマ」のなかから気に入った香りの「ピュアアロマ」を選び、後からそれで、頭皮マッサージをしてくれました。髪染め。感動したのは、植物性なので、髪染め独特の臭さがまったくなく、いい香りだという点です。これはすごい!と思いました。その後、ハンドトリートメントで、ハンドマッサージ。毎日パソコンで手を酷使しているので、これが超気持ちがよかったです。
次にシャンプー。シャンプーは絶景の角田山を眺めながら、首に負担のない、今までみたことないタイプのシャンプー台で洗髪。これが気持ちいい・・・。そして、「ピュアアロマ」で頭皮マサージ。さらに、首、肩のコリを集中マッサージ。イケメン男性が私を担当してくださったヘアスタイリストでしたので、「超~強くやってください」とお願いしたところ、力いっぱいやってくださいました。肩こりが一気に解消し、リラックスできました。最後に、カット。

通常の施術プラスハンドマッサージと首、肩のマッサージ、そしてピュアアロマによる頭皮マッサージによって、日常を離れ、気分を一新することができました。
非常に「上質なサービス」でした。

午後からは、AVEDAのSPAで「フェイシャルマッサージ」。
蒸気をあてながら、パックで角質を取り、その後、別なパックで水分栄養分を与えました。顔だけでなく、胸から上のデコルテをピュアアロマでマッサージしてもらい、首、肩のコリが取れ、リフレッシュでき、ホント気持ちよかったです。

AVEDAを自分で体験する前は、「環境経営やフェアトレードなどが、CSR活動として最強の広報活動でブランディングであり、イメージアップをはかることができる」と分析しておりました。

実際今回体験してわかったことは、私の場合、一番重視するのは、「肌や髪にいいもの」でした。それから、体験して感動したのは、「上質なサービス」です。「自分自身に頑張ったごほうびとしてちょっと非日常のワンランク上のサービス」といったところでしょうか?(美容院は12,600円、フェイシャルが9,600円でした)

環境経営やフェアトレードなんかは、消費者の立場からすると、あんまり関係ないようです。やはり、実際に体験してみることが大切だと思いました!