事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

お知らせ

2008.12.13

辻・本郷税理士法人 本郷 孔洋 理事長の特別講義がありました!(准教授 富山栄子)

辻・本郷税理士法人、本郷 孔洋(ほんごうよしひろ)理事長の特別講義がありました!
最初に本郷先生の性格診断がありました!

皆さんは以下のどの形がすきでしょうか?それによって性格が大体あたるそうです。

○ 酒・女におぼれる人
△ リーダーシップのある人
Z 頭は悪いが創造力のある人
□ 頭のいい人

観客では圧倒的に○の人が多かったです!

さて、講義ですが、大体以下のような内容でした。
起業家として成功しない絶対的な3つの法則
1.マクロの話をする人:評論家は不景気というが、惑わされるな!
2.税金の心配をする人
3.出身母体の人脈を使わないと宣言した人→出身母体から人脈をもらい確率をあげていく人は成功する確率が高い。

インターネットの時代、営業が簡単になった。ほとんどは営業で決まる。8割はマーケティングで決まる!本郷先生は紆余曲折を経て40代のときに、10年やってきた税理士事務所が1億円の売上で、このままやってもせいぜい、2~3億円の売上にすぎない。このままではおもしろくないなあと思っていたところ、セミナーの案内がきたのでたまたま行ったところおもしろく、そこでマーケティングの重要性に気づいた。魚のいる釣堀を探すのがマーケティングである。

そうした中で、バブル期、相続税の対策が当たった。相続税対策でそれによってそれまで20人だった顧客が100人になった。そこから得た教訓は、波に乗らないとだめであるということである。10年ごとの波がある。ヒュッとあがるときがあるのでそれに乗ることだ。ブームがあるので魚のありかをどこでさがすかが大切。皆が知らないときは儲かるが、知ってくると儲からない。顧客はだんだんと目が肥えてくる。統計がないときの方が儲かる。

素人だからできた。自分の専門にこだわらなかった。自分の関係ないものでも何でも引き受けてきた。自分がこれがいける!というものよりも、顧客が困っていることをやる方が当たる。

また、人に手伝ってもらわないと会社は成長しないので、トップとして人を使わなくてはならない。その際に必要なのは、
1.コミュニケーシヨン能力
2.代人をつくる。自分の代わり(代理人)をつくる
3.片目をつぶれ(粗がみえない)

経費よりも売上を増やせ!Make it better tomorrowじわじわやると強い。

私が本郷先生の講義をお聞きして、おもしろいなあと思ったのは、税理士である本郷先生が、マーケティングが一番大切とおっしゃっていたこと。自分がこれがいけると思っていることよりも、顧客が困っていることをやる方が当たること。魚のいる釣堀を探すのがマーケティングという点です。

さて、本郷先生はご自身のホームページhttp://www.e-acctg.com/をお持ちで、ブログもほぼ毎日更新されています。(新潟での様子もブログに写真入りでアップされています)
早稲田の政経を出られ、新聞記者を志望されていたこともあり、非常に筆が立つ!なんとこれまでに33冊も本を上梓されておりました。すごいアウトプット力です。また全国で多くの講演もしておられます。(正直、こんなに有名人とは知りませんでした)

特別講義の後の名刺交換会で、名刺を交換し少しお話したところ、後日、最近の著作『環境ビジネスがあしたを創る』と『会計的に見る!技術』が送られてきました!これからしっかりと読み込んで、私の著作とともに感想をお送りしたいと思います。
また、「環境ビジネス」とマーケティングについて現在、調査・執筆中のいい素材があるので、一緒にお仕事ができればいいなあとも思いました。

特別講義の後、是非、皆さん、臆せず、名刺交換をしましょうね!