株式会社イタリア軒 代表取締役社長 井東昌樹 客員教授による特別講義「ベンチャー創業者を支える参謀の役割」開催報告
2019年12月21日(土)、株式会社イタリア軒 代表取締役社長である井東昌樹 客員教授による特別講義が開催されました。
「ベンチャー創業者を支える参謀の役割」 と題して開催された特別講義には、学内外から多くの受講者が参加し、真剣に耳を傾けていました。
講義の冒頭で、「企業が健全に成長を遂げるためには、参謀(=経営幹部)の役割が重要である」と述べられました。
参謀である経営幹部の仕事として、(1)社長の意思決定を素早く実現するスピード感の必要性、(2)社長の意思決定に必要不可欠な情報提供を行う補佐としての役割、(3)「What」と「How」の両方を実行できる実行力を挙げ、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の配分・活用を行う「本来的なマネジメント」のほか、「業務」・「人材」・「リスク」・「数字」といった「現場のマネジメント」の重要性にも触れられました。
また、経営幹部に求められる能力として、前職時代でのご経験や現職である(株)イタリア軒の社長としての立場から、6つの能力(ミッション構築力、マーケティング力、業務マネジメント力、人材マネジメント力、リスクマネジメント力、数字力)を提示し、具体的な事例を交えながらわかりやすく説明されました。
質疑応答の場面では、講義を受講した参加者から有益な質問が飛び交い、井東昌樹客員教授より的確かつ大変参考となるご回答をいただきました。
この度、貴重な講義を行っていただいた井東昌樹客員教授に対し本学教職員一同、心より御礼申し上げます。
2019年度の特別講義は、今回をもって終了となります。
次回は年明け2020年1月11日(土)10:30より、国土交通省関東地方整備局の小林正典 客員教授による特別講義を開催いたします。
本大学院生はもとより、一般の方々にも受講いただけるよう広く公開しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております(参加無料・要予約)。