新潟地域活性化研究所

1.目的と任務

事業創造大学院大学新潟地域活性化研究所は、地域企業の発展及び地域活性化を推進することを目的に平成26(2014)年5月1日設立されました。同時に地域課題対応型連携研究、地域体験型デザイン教育および社会貢献活動を推進することも目的としております。
これらの目的を達成するため、

  • 地域体験型デザイン教育を推進するためのケーススタディ開発を行う
  • 地域の課題解決に研究・教育面から取り組む
  • 研究成果をセミナー、市民講座、シンポジウム、紀要等を通じて公開

していくことの3点を主な任務として活動を行っております。

2.研究所長挨拶

唐木 宏一

教学担当副学長・研究科長・教授

唐木 宏一

㈱三井住友銀行に入社し、支店での13年余りの融資渉外業務を通じ、与信や企業財務等にかかわる知識技能を身につける。同社退社後、一橋大学大学院商学研究科にて「企業と社会」「金融と社会」を研究し、修士(商学)、博士(商学)学位取得。修了後は大学非常勤講師や、社会起業家、NPOなどの支援育成に携わるほか、個人研究所(社会的金融研究所)を設立し、論文等を執筆、発表。

事業創造大学院大学新潟地域活性化研究所は、2014年に設立されて以来、地域企業や自治体、他大学などのご協力をいただきながら、地域活性化や地域企業の経営課題解決に向けた調査・研究、活動に取り組んでまいりました。
具体的には、地域の産業振興協議会への参画、創業支援政策へのアドバイス、県内企業の調査・研究およびケーススタディの作成、ビジネスプランコンテスト審査員としての協力などに取り組んできており、一部の研究成果につきましては、事業創造大学院大学紀要や広報誌に掲載するなどの形で発信を行っております。
また、文部科学省の「知(地)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の一環として、県内他大学と協力しながら、国際交流WGにおいては新潟とベトナム間を繋ぐビジネスマッチング活動などを実施、社会人学び直しWGにおいては本学教員の指導の下、大学院生チームによる地方創生企業の課題解決に向けた具体的な提案を実施しております。さらに、大学連携新潟協議会ビッグデータ・オープンデータ活用研究会にも本学教員が参画し、積極的な活動を行っております。
2018年度からは本学大学院生・修了生を対象として、アントレプレナーシップの醸成と起業に向けてより実践的な活動を行う「アントレデザイン塾」、本学女性大学院生を対象とした「女性起業家育成塾」を立ち上げ、起業の具現化に向けた活動に取り組んでおります。
今後も新潟県の地域活性化、地域企業の発展に寄与する調査・研究、具体的な活動に取り組むとともに、新潟と世界をつなぐ架け橋として地域経済に貢献していく所存ですありますので、引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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