お金をかけずに宣伝する方法(教授 富山栄子)
カレー総合研究所、井上岳久代表取締役の特別講義がありました。実に有意義でおもしろく実践に役に立つ講義でした!
私はカレー鍋が好きですが、井上先生がブームを仕掛けておられたんですね~。
さて、井上先生によれば、広告ではなく、無料にメディアに載せてもらうマーケティングPR(PRを中心に広告、SP、WEBを組み合わせる)が有効である。とくに、うまいのは、ソフトバンク、ワタミ、ユニクロとのことです。!同感ですね。
たとえば、ソフトバンクは、i-phone、i-PAD、ユニクロはヒートッテックやサラファインなど、広告しなくとも新聞、テレビがニュースとして話題性から取り上げてくれますからね!次にソフトバンクやユニクロは何を編み出してくれるんだろうとワクワクしながら期待しちゃいます。
さて、マスコミがとりあげるポイントは、ブームを仕掛けることだそうです。メディアが関心をもつ商品開発、話題を喚起する!世間が興味をもつ話題を創出せよ!
たとえば、これまで成功してきたのはカレーブーム、駅弁ブーム、調理玩具ブーム、朝活用ブーム、野菜ブーム、資格ブームなど。
朝活用ブームは優秀なビジネスマンの7割が朝を活用。
桃屋の「辛くないラー油」は、辛くないから食べれるというので、大ヒット。
アイリスオーヤマの園芸ブームとペットブームの仕掛け。
讃岐うどんの加ト吉による仕掛け。
小さなブームを仕掛けて、市場にしてしまうのがポイント!
ブームのしかけのポイントは時代の流れにのったもの、たとえば自給率をアップしたい政策、メタボ、野菜をバランスよく摂取など時代の流れを機敏に反映したもの。全媒体をチェックして情報をクリッピングしていくと流れがわかってくる。そうすると、ネタの秘訣がわかる、火付けがわかってくる!
具体的に、井上先生がカレーミュジーアム復活で行ったPRは記者会見、内覧会、オープニングセレモニー、年間100のイベント、週2~3のリリース配信、まちおこし、社会貢献型PRの実施、パーソナルセリングは、旅行代理店、地元企業、JRなどとタイアップ等。
ここでのポイントは、とにかく目立つこと!露出を多くすること!だと思いました。
早速、井上先生の『無料で1億人に知らせる門外不出のPR広報術』(アスカビジネス)をアマゾンで購入しました!
井上先生、実に役立つ講義をありがとうございました!