事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

お知らせ

2010.02.15

確定申告の季節です(准教授 富山栄子)

確定申告の季節になりました。
今年の目玉は、2009年から導入された株式の譲渡損と配当の損益通算だそうです。
申告分離課税を選択するのか、総合課税を選択するのか、自分で選んで申告するという点がよくわからず、税務署に説明書を取りにいって熟読してみました。税務署の説明書には事例がいくつも掲載されていてわかりやすいです。やはり、事例を使うとよくわかるものですね。経営理論と一緒だと思いました。
さっそく、両方、試してみましたが、どうも申告分離課税がお得なようです。

数年前からe-TAXを活用しています。使い勝手が年々よくなり、今ではこれなくして確定申告ができません。とくに、今年は株式の譲渡損と配当の損益通算部分の入力が難しいのですが、この箇所を入力してみて、こんなに複雑なシステムを考えてシステムを開発した国税庁はすごい!と思いました。

他にも、前年度からのすべてのデータの繰越も自動的に出来るようになっており、実に便利でしたし、B/S,P/Lの決算書の繰越・作成機能も使い勝手がよかったです。また、なんといっても、いちいち自分で合計を出さなくても自動計算してくれる点がいいです。

事業創造大学院大学では、今日から卒業生の事業計画書の最終審査です。わがゼミ生らが、最後に一番苦労していたのは、B/S、P/Lなどの財務部分です。大学院の会計の若きエース、小嶋先生に会計部分をご指導していただき、「これでよし!」のお墨付きを得ました。会計はたとえ、今、苦労しても、将来、会社経営や確定申告にも必要ですし、ビジネスの読み書きそろばんのようなものですから、たとえ、難解でも、マスターしなければなりません・・・・。