フィデリティ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役副会長 蔵元康雄 客員教授による特別講義「企業の持続的価値創造と資産運用会社の役割」開催報告
2017年10月21日(土)、フィデリティ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役副会長である蔵元康雄 客員教授による特別講義「企業の持続的価値創造と資産運用会社の役割」が開催されました。
蔵元客員教授は長年、企業への投資に携わり、たくさんのベンチャー企業やその創業者と関わってきました。講義ではその経験を元に、持続的な価値を創造し続けることのできる企業の共通点として、創業理念、つまり大義や志があることを挙げられました。新潟県内を含め、多くの国内企業を具体例に、参加者は大変引き込まれた様子でした。
講義の終盤では、主要国における個人金融資産の構成比率のグラフを提示し、日本ではまだ株式・出資金や投資信託の割合が少ないとの説明がありました。このことは、市場を通じて企業が資金を調達しづらい環境であることを示しています。蔵元客員教授は、日本でのベンチャー創業は苦労するが、ほとんどの企業が最初はベンチャーからスタートし、フィデリティのような投資企業が応援するのでぜひ頑張ってほしい、と参加者にエールを送り、講義を締めくくりました。
講義終了後、名刺交換会が行われ、蔵元客員教授から今後のビジネス展開に必要な助言を直接いただく参加者もいらっしゃいました。
次回は11月11日(土)、マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEOの松本 大 客員教授による特別講義を予定しています。本大学院生はもとより、一般の方々にも受講いただけるよう広く公開しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております(参加無料・要予約)。