本学学生がキャンパスベンチャーグランプリ東京大会で奨励賞を受賞
本学学生のソド チャンドマニチメグさん(2017年4月入学/モンゴル国立大学出身)が、「キャンパスベンチャーグランプリ(CVG2017)」東京大会に出場し、11月28日(火)に東京・霞が関の霞山会館で開催された最終審査会で、ビジネス部門奨励賞を受賞しました。留学生では唯一の入賞です。
ソド チャンドマニチメグさん
受賞プラン:「モンゴルヤギのミルクパウダーの日本ペットフード市場への導入」
キャンパスベンチャーグランプリは、学生による新事業提案コンテストです。日刊工業新聞社が主催で、1999年に大阪大会からスタートし、今年で18年目を迎えます。優れたプランを表彰し、起業家を目指す学生の支援、新産業の創出と人材育成を目的としています。東京大会の最終審査会は、書類審査とセミファイナルを通過した約10組だけが進出できる狭き門です。
今回の受賞にあたり、ソドさんは以下のようにコメントしています。
日本への留学は、私の長年の夢でした。事業創造大学院大学で、岸田教授による「アントレプレナーシップ論」の講義を受講し、最終課題として提出したビジネスプランが、キャンパスベンチャーグランプリに応募する内容の元になりました。正式に応募し、書類審査を通過した後は、岸田教授にたくさんのアドバイスをいただきました。特に印象に残っているのは、起業家のためのアントレプレナー精神です。たとえば、私は自分のビジネスプランの中で自分の会社のことを「自社」と表現していましたが、具体的な会社名を決めたほうがいい、と指導いただきました。将来の起業を目指す私にとって、コンテストを超えて、貴重な経験を積む機会になりました。キャンパスベンチャーグランプリに、全く辛い思い出はなく、むしろ生き生きした時間を過ごすことができたと思っています。
モンゴルの産業は鉱業に偏っているため、世界情勢の影響を大きく受けやすい状況です。私はもっと他に、たとえば牧畜をうまく利用できれば、モンゴルの多様化が進み、国力も上がると考えています。起業に困難はつきものですが、モンゴルの発展に尽力できるよう、今後も精進していきたいです。
賞状と目録