広い視点で「経営」を見ることのできる税理士へ
私は、働きながら税理士を目指す多くの皆さんと同じように、会計事務所に勤務しながら税理士試験に向けて試験勉強を続ける日々を送っていました。毎日の業務に追われ、思うように進まない試験勉強に不安を感じ、効率的な資格取得の方法を模索すると同時に、毎日の業務の中で生まれる疑問に対し、基礎から税法を学び、より専門知識を付けたいという知欲が高まっていました。そんな中、税法演習履修により税理士試験の一部科目免除申請を行うことができるという本学を知り、興味を持ちました。しかし、私の最終学歴は大学卒ではありません。税理士を目指し、学びたい意思を持ちながらも入学を諦めかけていました。入学できる可能性があるかもしれない、と参加した学校説明会で、事務局の方や指導教員に背中を押していただき、資格審査を経て入学に至りました。
本学での二年間は、独学で行う試験勉強では得ることのできない貴重な経験ばかりでした。同じ目標に向かう仲間から刺激を受け、税法への理解を深めることができ、学ぶことの幸せを感じた二年間でした。
現在は在学中に学んだ税法の基本を軸に、経営に関する講義で学んだ広い視点で「経営」を見る力を活かし、クライアントと地域への貢献を目指して業務に励んでいます。
私のように入学をためらっている方にも、本学には税理士への扉を開くチャンスがあるということを知って頂きたいと思います。