事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

ファン・ミン・フックさん

Pham Minh Phucさん

ハノイ貿易大学卒
Fair Consulting Vietnam 勤務
Japanese Function (通訳・日本人顧客サポート)
2012年3月本学修了

入学した動機について教えてください。

日本は高い経営管理レベルのある国として世界中で知られています。それゆえ、私はMBAを取得するために 日本へ留学することが(ハノイ貿易)大学時代からの夢でした。私は将来自分で起業したいと思っていまし た。起業家教育で有名な事業創造大学院大学は夜間に授業があり、私が興味を持っている日本の文化や日 本での生活を体験できると思い、日本に留学することにしました。

学んだ内容・カリキュラムについて教えてください。

事業創造大学院大学の専門職学位課程(経営管理修士・専門職)で、経営全般にわたる知識からビジネスプラ ンを具体的に作成する方法まで、体系的に学んできました。その中で卒業後の今でも最も印象に残っているのは 「人材マネジメント」及び「リーダーシップ」という科目です。将来起業家を目指す私にとって、こうした知識と行 動力が大きな財産になると確信しています。詳しくは、HRMを勉強したおかげで、人材の採用から配置、能力開 発、評価に至る日本企業的な人事管理の仕組みを理解した上で、組織における自分の位置付けを認識し、キャ リア開発の目的の達成に向けて、段階ごとの事業計画を立て、実施することができると思います。そして「リー ダーシップ」の授業での奥が深いディスカッションを通して、院生の方々から実際の経験をお聞きしながら色々 と勉強させていただいたり、リーダーに必要な資質とスキルを照合し、自分のことを反省し、将来どんなリーダースタイルになるのか、どのようにそのスタイルの資質を身に付けるのか、イメージできるようになりました。

事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

近年、日系企業のベトナム進出の加速に伴い、ベトナム国内における人材紹介・育成サービスの需要が急激に増加しています。私はその需要に応え るために「求人情報サイト運営」、「人材育成事業」、「人材紹介事業」の3つの事業を柱とした会社を設立することが、私の事業計画書のテーマと なりました。3つの事業の中で「人材紹介事業」業務を中心に行う予定ですので、社名をFITとし、「人と組織のよりよいフィットを実現し、さらに時 流にフィットした新しい価値の創造を加速し、社会貢献型ビジネスとなる」ことを会社の経営理念としました。

今後の目標について教えてください。

事業創造大学院大学のMBA修了生で将来起業を目指す私は、日々の業務で絶えず自分の起業家精神(アントレプレナーシップ)を育て、能力を 磨き、起業に必要な準備を出来るだけやっていこうと思っています。 事業計画書でハノイにおける日系企業向けに人材育成・紹介という総合サービスをテーマに作成しましたが、私が実際に起業する時に、そういう ビジネスのニーズや実現可能性が今のようにあるのか、今後も市場の動きを常に見張り、将来性・収益性が高いビジネスを発見した上で、事業計 画書を改めて真剣に作成する必要があると考えます。 事業計画書を実現に移すには資金・人材・情報・経営者の能力を確保しないとならない為、少なくとも10年間をかけて、これらの経営資源を蓄 積・開発しようと思います。