事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

グエン・ティ・トウ・チャンさん

Nguyen Thi Thu Trangさん

ベトナム ハノイ国家大学外国語大学卒業 2011年10月本学入学

学んでいる科目について教えてください。

日本に来てからもう9ヶ月経ちました、そろそろ、2学期も終わります。事業創造大学院大学に入学する前、経済や経営に関する知識はあまり持っていなかったので、科目を履修する時、たくさんの心配がありました。しかし、先生方の熱心な指導と先輩からのアドバイスのおかげで、初めてでも安心して学べる基礎的な科目から履修を始めました。その後は 発展的な科目や、興味を持っている科目に進んで勉強しているところです。今まで、経営戦略、企業倫理、会計、技術経営論、ビジネスプラン作成法の基礎科目と税務会計、ツーリズムマネジメント、アジア経済とビジネス戦略の発展科目を勉強しました。勉強する過程で、いろんな新しい知識や言葉を学ぶことができました。先生の講義、毎週の宿題やレ ポートを通して、だんだん理解度が高まっているところです。

演習と事業計画書(ビジネスプラン)について教えてください。

演習について、今学期から始まりました。ゼミの先生は事業を創造する事について、たくさんの貴重な経験を持っていますので、いろんな知識を教えてくれます。自分の計画を作成するために、先生と他の演習生たちと共に、一緒にディスカッションして、たくさんの意見とアドバイスをもらいます。そして、入学してから今まで学んで きた科目の全部の知識が、この演習に利用できます。とても役に立つと思っています。 また事業計画書については、日本は地震・災害の国だと言われています。そのため日本人は、子供の時から誰でも地震に対応する知識を身に付けます。そして、いつでも地震や災害に対応できるように、訓練する施設や装置 を設置しているところも沢山あります。日本の場合、どんなに酷く、驚くような場面でも、パニックに陥ることなく冷静に対応しています。一方で、ベトナムでは生き残る知識を持っている人は少ないので、災害や事故があった 際に、なかなかすぐに対応できません。そのため、ベトナムでは深刻な問題が発生しています。私は、ベトナムの人々の「生き残る知識」が向上するように、「生き残るスキルの訓練」という事業を研究したいと思っています。

MBA取得後の将来の目標について教えてください。

大学院を卒業した後はベトナムに帰国し、今作成している計画を実施するつもりです。そういう目標を達成するまでには、たくさんの困難があると思 いますが、日本で学んだ知識と日本での生活で蓄積した経験を活かして、努力を続けて事業を実施したいと考えています。そして、日本に留学して いることで日本の文化や習慣、日本人の生活を深く理解できる機会がありますので、将来は日本とベトナムの架け橋になりたいと思っています。日越 友好関係の発展のために、自分の力を全力で注ぎ、貢献したいと思います。