事業創造大学院大学

2026年4月、事業創造大学院大学は
開志創造大学(仮称)へ名称変更予定です。

学生の声

李 仲杰さん

李 仲杰さん

台湾出身 2010年4月本学入学

数ある選択肢の中から、事業創造大学院大学を選んだのは?

自分に合う学校を選ぶために、様々な大学院のオープンキャンパスに参加したり、実際に授業を体験し たりしました。その中で事業創造大学院大学を選んだのは、その目的「事業を行う人材の育成」が将来、事業を起こしたいと本気で考えている自分が求めているものでもあり、ここなら最も学びたいことが学べると思ったからです

在学中に重点的に勉強したい分野は何ですか?

マネジメントに関する科目を中心に履修していきたいと考えています。将来、ベンチャーで起業し、事業を行い発展させていくためには、しっかりしたマネジメントの知識を持つことが重要です。本学で学ぶ学生の多くは仕事に就いている人や過去に仕事経験がある人たちですが、皆やはり深くマネジメントについて学ぼうとしていますし、私もその一人です。仕事をしていたという経験だけでは広い世界を知るのは難しいと思うからです。マネジメントには人、物、金、情報があって、いずれも重要であり、学校でそれらを深く勉強し、次に職場でその知識を確かめるべきだと思います。

日本と台湾との違いの中に、ビジネスチャンスを感じますか。

先進国である日本と比べると、台湾はまだ発展途上であるというイメージがあります。このことは、台湾にはまだ多くのビジネスチャンスがあるということだと思います。日本にあって台湾にはない習慣を見つけて持っていけば、台湾で新たなビジネスモデルが生まれ、経済発展の好機となるかもしれません。例えば、バ レンタインデーにチョコレートを贈るのは、日本のメーカーがチョコレートを売るために始めた習慣です。以前の台湾にはこの習慣はありませんでしたが、最近では流行ってきています。これは、日本の習慣を台湾でも取り入れることで新たに生まれたビジネスチャンスだと思います。最近、ECFA条約(中台経済協力枠組協議)で台湾と中国との貿易の扉は更に開いたので、両国の関係 や貿易状態は今より良くなり、もっと良いビジネス環境になるではないかと思っています。日本の経営知識を台湾や中国で生かすのは面白いではないかとも思っています。

将来、どのような会社を立ち上げたいと考えていますか。

将来は、食品の物流や貿易などを行う会社を設立したいと考えています。私は過去に自国の食品業界で、働いていた経験がありますし、成功する自信もあります。台湾で売れそうな食品を日本で見つけて、安全 日本風の味わい、新鮮さなどを台湾人に提供したいと思っています。学校で学ぶマネジメント、お金の調達、運用、管理や流通システム、サービスや情報管理などはすべて新たなビジネスシステムを作るために欠かせない知識です。新しいことをやるなら、常に新しい知識を勉強し、見えざる資産として蓄積して、前に向かって進んでいき、将来の成功に結びつけていきたいと思います。