【2024年最新版】MBA取得でキャリアアップ!国内・海外のMBAランキングを紹介!
現代社会において、ビジネスを取り巻く環境はますます複雑化、多様化しています。それに伴って、グローバル化、デジタル化、そして社会課題への対応など、企業は様々な課題に直面しています。
こうした状況下で、企業が持続的な成長を実現するためには、高度な専門知識とスキルをもつ経営者やビジネスリーダーの存在が不可欠となっています。そんな中、20~30代のうちに取得するべき資格として注目を浴びているのが「MBA(経営管理修士)」です。
今回は、MBAを取得できる大学院について、ランキング形式でご紹介します。
MBA(経営管理修士)とは?
MBAは「Master of Business Administration」の略称で、日本語では「経営管理修士」と呼ばれる学位です。経営に関する専門的な知識やスキルを習得するために、大学院修士課程で学び、修了すると授与されます。
MBA取得のメリット
MBA取得には、以下のようなメリットがあります。
キャリアアップ
MBA取得者は、企業経営やコンサルティング、金融など、幅広い分野で活躍することができます。また、MBA取得によって、昇進や転職の有利に働くこともあります。
ネットワーク構築
MBAプログラムは、世界中から優秀な学生が集まる場です。同僚や教授との交流を通して、人脈を築き、将来のビジネスチャンスに繋げることができます。
スキルアップ
MBAプログラムでは、経営学、マーケティング、ファイナンスなど、経営に関する幅広い知識とスキルを習得することができます。これらのスキルは、企業経営だけでなく、コンサルティング、金融、起業など、様々な分野において活用可能です
自己投資
MBA取得は、時間とお金をかけて自己投資をすることです。しかし、その投資は、将来のキャリアアップや収入アップという形で大きく回収される可能性があります。
MBA取得に向いている人
MBA取得に向いている人は、以下のような人です。
• 経営学やビジネスに興味がある人
• キャリアアップを目指している人
• スキルアップを目指している人
• 人脈を広げたい人
• 自己投資に意欲的な人
世界のMBAランキング
MBAのランキングは作成する機関によって何を重視するかが異なります。ランキングの評価はMBA取得後の給与水準や起業数、講師・学生の質、多様性、国際性といった項目などが挙げられます。自分が進学を考える大学院、進学目的に合わせて参考にするランキングを選ぶことが大切です。
Financial Times
Financial Timesとは、イギリスの日刊紙です。日本の新聞で例えると「日本経済新聞」に近いかもしれません。
給与面といった経済的な指標に加えて、環境・社会貢献といった項目を入れているところにも特徴があります。
リモートで学びたい人にとってはオンラインMBAのランキングも掲載されているため、必見のランキングです。
出典: Methodology – Business school rankings from the Financial Times – FT.com
QS World Rankings
QS World Rankingsでは、給与やROI (Return on Investment投資利益率)など、定量データに重きを置いた評価のランキングを提供しています。
フルタイムMBAに絞ったランキングのため、仕事と両立してMBAを取得したいという方にはあまり参考にならない可能性が高いです。
出典: QS World University Rankings: Global MBA Rankings Methodology | Top Universities
Forbes
Forbes(フォーブス)とはアメリカの経済雑誌です。
Forbes under 30(30歳未満の特筆すべき30人)、世界の100人の最もパワフルな女性、世界長者番付などのランキングでも知られています。
MBAランキングについては、MBAへの投資は価値があるか?という視点に特徴があります。
アメリカのトップ校では、学費など卒業までの費用が35万ドル(日本円で約4,700万円)かかる学校もあるからです。
卒業後5年で、かかった費用が回収できたかということもランキングの評価基準に入れている点は、MBAの費用対効果を気にされている方には有用かもしれません。
卒業生がどういう企業に就職しているかというデータも参考になるでしょう。
出典: The Best Business Schools 2019: Behind The Numbers (forbes.com)
Eduniversal
各学校の学部長に対して他の大学院に対する印象を聞くことによる調査と国際化基準(国際認証を得ているかなど)でランキングを作成しています。
アメリカ、欧州といったメジャーな国々だけでなく、アフリカや東欧という地域のランキングもカバーしているので、北米・ヨーロッパ以外の特定の地域を検討している方には貴重な情報源となるランキングです。
出典: Eduniversal Best Masters ranking worldwide (best-masters.com)
Bloomberg
Bloomberg(ブルームバーグ)はアメリカの大手総合情報サービス企業です。
ランキングは、学生、卒業生、企業リクルーター等からの聞き取り調査によって作成されています。アメリカのランキングをチェックするには基本の情報源と言えるでしょう。
評価基準は4つの要素があり、給与、学習、ネットワーク、起業となっています。これに加え、新たに人種やLGBTQといったダイバーシティ(多様性)を取り上げていることに特徴があります。国際性を身につける上では人種やLGBTQといったものを重視している大学院に進学するべきでしょう。
出典:Best Business Schools & MBA Programs 2024-25 (bloomberg.com)
海外のMBAランキング (Global MBA Rankings)
どのランキングにおいてもアメリカのビジネススクール(大学院)が上位を占めていることがわかります。世界大学ランキングでも上位を占めている有名校ばかりですね。
順位に差がありますが、ほとんどランクインしている大学は共通しています。
これらの大学院に進学することは世界のどこであってもキャリア形成にとって大きな意味を持ちます。
米国・欧州では、MBAという「学位」の価値が高く評価されており、ランキングは学校選びの際の重要な指標になります。
ここでは、「Financial Times」「QS World Rankings」「Forbes」でのランキングをご紹介します。
順位 | Financial Times | QS World Rankings | Forbes |
1 | University of Pennsylvania: Wharton | Stanford Graduate School of Business | Harvard Business School |
2 | INSEAD | Penn (Wharton) | Stanford Graduate School of Business |
3 | Columbia Business School
SDA Bocconi School of Management |
Harvard Business School | Tuck School of Business |
4 | -(3位が2校) | London Business School | Penn (Wharton) |
5 | IESE Business School | HEC Paris | MIT Sloan |
6 | Northwestern University, Kellogg School of Management MIT Sloan |
MIT Sloan | Kellogg School of Management |
7 | -(6位が2校) | Columbia Business School | University of California at Berkeley: Haas |
8 | London Business School | IE Business School | Yale School of Management |
9 | Cornell University: Johnson | Cambridge(Judge)
IESE Business School |
Booth School of Business |
10 | Booth School of Business | –(9位が2校) | Duke Fuqua School of Business |
日本のMBAランキング
日本のMBAは世界的にはまだまだ評価が高いと言えませんが、MBA取得に際してビジネス英語の習得を目的にしない場合は、日本語でMBAを取得できる分、資格が取りやすくなります。
順位 | 学校名 |
1 | 慶應義塾大学 |
2 | 早稲田大学 |
3 | 京都大学 |
4 | 東京大学 |
5 | 名古屋大学 |
6 | 神戸大学 |
7 | 一橋大学 |
8 | 国際大学 |
9 | 立命館大学 |
10 | 関西大学 |
出典:https://www.eduniversal-ranking.com/
どうやって大学院を選ぶべきか?
ここまで、様々なランキングを通してMBA世界的に評価の高いMBA大学院を見てきました。
ここからは、実際にMBAの取得を検討している方にとって、どの大学院を選ぶべきなのか、幾つかの検討軸に沿って考えていきます。
海外か日本のMBAか
MBAと聞くと海外で取得するイメージがある人も少なくありません。海外の大学でMBAを取得する場合、カリキュラムや講義は英語がベースになるので、言語の壁を乗り越える必要があり、その結果、英語力を高めることにもつながります。加えて、様々な国籍の人々が集まるため、グローバルな人脈を築け、海外で活躍する幅を広げられるというメリットがあります。
日本の大学でMBAを取得するといっても、経営学について体系的に学べるというのは海外MBAと変わりません。但し、日本語がベースになっているだけに、理解を深めやすいという利点があります。取得後はMBAを持っていることで周囲と差別化でき社会人としての市場価値を高められます。
オンライン VS「ほぼ」オンライン
MBA取得のためのオンラインでの学び方には、「完全オンライン」「一部通学」のパターンがあります。「完全オンライン」は、全ての講義をオンライン上で行ない、スクールに行かなくても自宅からMBA取得を目指すことができます。場合によってはアーカイブされた動画を見ることで空き時間を有効に活用できる場合があります。「一部通学」は、オンラインでの講義をメインにしつつ、対面で同級生とコミュニケーションを取る場合は通学をします。完全オンライン形式に比べ、人脈を広げやすい点が大きな特徴です。
オンラインMBAは、通学に必要な交通費や引っ越し費用などがかからないため費用を抑えることにもつながります。また、オンラインであれば仕事と家庭を両立しやすいため、仕事を辞めず収入を確保した上でスキルアップを目指せる点も大きなメリットです。
MBAを取得する目的によってオンラインかどうかを選ぶべき!
英語力のアップや海外の文化に触れる事が目的であれば海外留学でのMBA取得がおすすめですが、経営知識の獲得やキャリアアップ、個人のブランディングは日本国内のMBA取得可能な大学院に通うより、オンラインで取得可能な大学院にいく方が負担を減らすことができます。
海外留学をするとなれば、渡航や現地での生活に多くの費用と時間を費やす必要があるので、MBAを取得する目的が経営に関する知識を得るのが第一であるのであれば、家族や費用面から日本国内・オンラインでのMBA取得が理想的ではないでしょうか。
MBAは「学費」ではなく「やりたいこと」で選ぼう
同じ経営管理修士という学位がもらえても、勉強する内容はオンラインや通学制か、MBAプログラムごとに大きく変化しています。もちろんそれに応じて学費が変わります。MBAと言う資格を取るだけでなく将来を見据えた上で、自分のやりたいことにあった大学院へ進学しましょう。
オンラインで取るMBAと通学で取るMBAの違い
オンラインMBAと通学で取得するMBAの違いは、教室で学ぶか、家で学ぶかです。学習することは同じなので、オンラインの方が簡単というわけではありません。
「通学と比べて、オンラインで取得したMBAのほうが低い評価とされるのではないか」と不安に感じる人もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
イギリスの経済紙Financial Timesが発表したビジネススクールランキング「Online MBA 2023」の第2位であるウォーリック・ビジネススクールは、オンラインMBAでありながらMBAの価値を判断する三大認証機関であるAACSB、AMBA、EFMD(EQUIS)の3つの認証を全て得た世界初のビジネススクールです。
以上のことからも、オンラインMBAでも通学で取得するMBAと同様に学位として十分に評価されるものであることが分かります。
第三者評価・認証があるMBAを選ぼう
日本の文部科学省には、MBAがどのようなカリキュラムであるべきという規定がなく、国際的な基準においてMBA学位について評価・認証する機関もシステムは日本国内には存在していない状況です。
統一された規定や基準がないため各教育機関がそれぞれの解釈でMBAプログラムを展開するしかなく、当然その中身には教育機関ごとにブレが生じます。上述のように各教育機関により学位の名称がまちまちなのもそのためです。
MBAと聞けば経営に関すること、と言うのが第一のイメージかもしれませんが、大学によってバラバラであることも多いため、学校の選択を慎重に行わないといけません。
事業創造大学院大学のススメ
事業創造大学院大学は新潟県新潟市にある経営管理修士(MBA)を取ることのできる私立の大学院です。特に起業を目指している人にとっては新規事業の立ち上げや事業計画書の作成を行うので、おすすめの大学院です。他にも税理士を目指している人にとっては、国家試験科目の免除申請を行えるほか、MBAを取得することにより信頼性の獲得や、経営コンサルティング力を磨くことが可能です。
日本国内、新潟県にある大学院ですが、アジアを中心とする海外からの留学生も多く、海外大学との提携プログラムや留学制度などグローバルなネットワークを構築することも可能です。海外留学は敷居が高い、オンラインで学習していきたいといったニーズをお持ちの方は事業創造大学院大学でMBAを取得してキャリアアップを目指しましょう!!