2023年度春学期「入学式」を挙行
2023年4月7日(金)、事業創造大学院大学において2023年度春学期入学式が挙行されました。
今回は対面とオンラインのハイフレックス形式で開催され、新たに本科生73名の大学院生をお迎えすることができました。
日本人65名、留学生8名(中国が3名、ベトナムが3名、カンボジア1名、インドネシア1名)、その他に履修証明プログラム受講生、科目等履修生、聴講生が加わり、期待と高い志を胸に新たな第一歩を踏み出しました。
式典には、本学が提携する海外交流協定校から1名と本学同窓会会長がご来賓として式典にご参加されました(ご参加されましたご来賓各位は以下のとおりとなります)。
◇ハノイ大学 日本語学部 副学部長
グェン・ソン ラン アイン先生
◇事業創造大学院大学同窓会 会長
阿部 貴美様
お祝いの式辞
唐木 宏一副学長・研究科長による入学許可の宣誓後、五月女学長からお祝いの式辞として、
(1)本学の教育・学修環境を有効に活用しながら、自分なりに徹底的に「考え抜く」「自ら解を創造する」という思考を身に付けること。
(2)本学の「アントレデザイン」教育、「ダイバーシティ」環境を活かして、新しい価値観や刺激を受けるとともに、一人よがりではなく、納得・共感を得ながら事業創造・課題解決のコンセプトを磨き上げていく「デザインシンキング」のプロセスを大切にすること。
(3)一人で問題を抱え込むのではなく、教職員、同期、先輩・後輩と積極的にコミュニケーションを行い、生涯の財産となるかけがえのない友人、グローバルなネットワークをつくること。
以上の3つの言葉を添えて皆さんが健康で有意義な大学院生活を送られることを祈り、新入生に式辞を贈りました。
歓迎の言葉
続いて、在学生の代表者の植村さんより新入生へ「歓迎の言葉」が贈られました。
「入学してからの1年間というのは、今振り返ればあっという間でした。新潟県外からのオンライン履修生として入学し希望、期待、不安を抱いて入学しましたが、事業創造大学院大学でのハイフレックス授業は、とても新鮮で臨場感があり、オンラインでの履修は、「一人だけど一人じゃない」そして、オンラインだけどいつの間にか仲間ができ、先生方ともお話しする機会ができたりと、最初の自分自身の予想をはるかに超えたものです。
また私は大学を卒業しておらず社会人経験者として入学させていただき、この事業創造大学院大学に入学して初めて、「レポート」というものを書くことになり戸惑いました。最初は、右も左もわかりませんでした。
そのような不安も、ほんの少しの勇気をもって、先生や仲間に尋ねることで、解決していくことが出来るのが、この事業創造大学院大学であると確信しました。新入生の皆様が、今思い描いている大きな夢へ一歩踏み出した日が今日の入学式であると思います。「一人だけど一人じゃない」これから始まる大学院生活が、皆様にとってかけがいのないすばらしい時間となることを祈念します。」と新入生の皆様に歓迎の言葉を贈りました。
決意表明
これを受け、新入生代表の二宮さんより「決意表明」を宣言されました。
「新型コロナウィルスのパンデミックも終焉を迎え、3年前とは大きく異なるニューノーマルな時代へと進展し行く中で、私たちの環境は急激なAI技術の発展やDXなどのデジタル技術の発達により大きく変化しています。これらの社会情勢を踏まえ、私たちは、本学におけるアントレプレナーの育成の理念のもと、実践的な経営を学び、その実現のために、真摯に研鑽を重ねて参ります。
また、私たちは、国籍や年齢、職業も様々です。本学での出逢いに感謝し、多種多様な価値観を理解して互いを高め合い、地域社会および国際社会に貢献しうる人材を目指して参ります。一人一人が事業創造大学院大学の学生としての誇りと自覚を持ち、社会の発展のために何ができるかを考え、日々の努力を重ねて参ります。」と決意表明がされました。
式典終了後は、本学の専任教員、非常勤教員、客員教授のご紹介を行いました。
ご来賓として参加いただきました皆様、この度はお忙しい最中、本入学式への参加と入学生に対する大変貴重なメッセージを頂戴し、本学教職員一同、心より御礼申し上げます。
新入生の皆様、改めましてご入学、誠におめでとうございます。
本学教職員一同、新たな時代で事業創造を担う新入生の皆様のご健勝を心から祈念致します。