2022年度秋学期「入学式」を挙行
2022年10月7日(金)、事業創造大学院大学において2022年度秋学期入学式が挙行されました。
今回も残念ながらオンラインでの開催でしたが、新たに本科生29名の大学院生をお迎えすることができました。
日本人7名、留学生22名(中国が8名、ベトナムが6名、カザフスタン2名、カンボジア2名、ミャンマー2名、インド1名、インドネシア1名)、その他に科目等履修生と聴講生が加わり、期待と高い志を胸に新たな第一歩を踏み出しました。
式典には、本学が提携する海外交流協定校と新入生出身校から5名、本学同窓会会長がご来賓として式典にご参加されました(ご参加されましたご来賓各位は以下のとおりとなります)。
◇デンパサール・マハサラスワティ大学 日本文学科講師
ニ・ル・グデ・メイランタリ先生
◇ハノイ大学 日本語学部 副学部長
グェン・ソン ラン アイン先生
◇アル・ファラビ名称カザフ国立大学
カザフスタン日本語教師会会長 兼 アルファラビカザフ国立大学日本語教授
ボランクロヴァ・サマル先生
◇アブライ・ハン名称カザフ国際関係外国語大学 東洋学部日本語教師
ジュバティク・ウルダリア先生
◇亜細亜友之会外語学院 進学指導主任
大澤 尚史先生
◇事業創造大学院大学同窓会 会長
阿部 貴美様
またマンダレー外国語大学 日本語学科 学科長のソー エインダー ヌェ先生より
お祝いのメッセージを頂きました。
お祝いの式辞
唐木 宏一副学長・研究科長による入学許可の宣誓後、五月女学長からお祝いの式辞として、
(1)本学の教育・学修環境を有効に活用しながら、自分なりに徹底的に「考え抜く」「自ら解を創造する」という思考を身に付けること。
(2)本学の「アントレデザイン」教育、「ダイバーシティ」環境を活かして、新しいヒントや刺激を受けるとともに、一人よがりではなく、納得・共感を得ながら事業創造・課題解決のコンセプトを磨き上げていく「デザインシンキング」のプロセスを大切にすること。
(3)自分だけで悩みを抱え込むのではなく、教職員、同期、先輩・後輩と積極的にコミュニケーションを行い、生涯の財産となるかけがえのないグローバルなネットワークをつくること。
以上の3つの言葉を添えて皆さんが健康で有意義な大学院生活を送られることを祈り、新入生に式辞を贈りました。
歓迎の言葉
続いて、在学生の代表者より新入生へ「歓迎の言葉」が贈られました。
「昨今の世界情勢を考えると、学びたくても学べない状況下に置かれている方々も多くいる中で、「学べる」環境にいることに感謝し、全力投球してみてはいかがでしょうか。また限界まで頑張ることは、自分の能力を高めるだけでなく、後に苦難を乗り越えたという自信にもつながると思います。またオンライン履修でも対面履修でも取り組み方は自分次第で、学内には仲間との繋がりを作れる機会が多くあり、学生生活をより有意義なものにすることができると確信しています。これから始まる大学院生活が、皆様にとってかけがいのないすばらしい時間となることを祈念します。」と新入生の皆様に歓迎の言葉を贈りました。
決意表明
これを受け、新入生の代表の方より「決意表明」を宣言されました。
「WHO事務局長が新型コロナウイルスのパンデミック収束が視野に入ったと言明するように、これからは危機対策重視から経済立て直しへとシフトしていく必要があり、エネルギー危機、急速な円安、高齢化社会における労働力、人口問題など解決しなければならない問題が山積しています。これらの課題はデジタル技術による生産性向上という視点はもちろんこれらを十分活用しながら解決していく人間の知恵も併せて必要です。古いものを捨て去り、新しいものだけ取り入れるのではなく、「ニーバの祈り」の言葉にあるとおり、変えるべきものを変える勇気、変えるべきものと変えてはいけないものを判別できる知恵がますます必要になってきます。一人ひとりが事業創造大学院大学の学生として誇りと自覚を持ち、社会の発展のために何ができるかを考え、日々の努力を重ねて参ります」と決意表明がされました。
式典終了後は、本学の専任教員、非常勤教員、客員教授のご紹介を行いました。
ご来賓として参加いただきました皆様、この度はお忙しい最中、本入学式への参加と入学生に対する大変貴重なメッセージを頂戴し、本学教職員一同、心より御礼申し上げます。
新入生の皆様、改めましてご入学、誠におめでとうございます。
本学教職員一同、新たな時代で事業創造を担う新入生の皆様のご健勝を心から祈念致します。