世界3ヵ国同時LIVE配信による「学位記授与・修了式」が挙行されました
2021年3月19日(金)、事業創造大学院大学において新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止の観点から世界3ヵ国同時LIVE配信によるリモート方式で「学位記授与・修了式」が挙行されました。
式典には、本学が提携する世界14ヵ国41大学ある交流協定校のうち3ヵ国3大学より4名、新潟県内企業団体等より4名、その他、本学同窓会会長がご来賓として式典にご参加されました(ご参加されましたご来賓各位は以下のとおりとなります)。
◇インドネシア共和国 デンパサール・マハサラスワティ大学
外国語学部日本文学科 学科長
Ni Wayan Meidariani,S.S.,M.Hum(ニ・ワヤン・メイダリアニ)教授
◇インドネシア共和国 デンパサール・マハサラスワティ大学
外国語学部日本文学科
Ni Luh Gede Meilantari(ニ・ルー・グデ・メイランタリ)講師
◇タイ王国 泰日工業大学
学生募集センター カウンセラー 水谷 光一 氏
◇ベトナム社会主義共和国 貿易大学
日本語学部 元日本語学部長
兼 ドンドー日本語センター 学校長
Nguyen Van Hao(グェン・ヴァン・ハオ)教授
◇税理士法人ツチダ会計
監査課 課長 松崎 真哉 氏
総務課 課長 吉田 八重子 氏
◇ニイガタボランティアグループKeepスマイルJAPAN
代表 三林 けい子 氏
◇事業創造大学院大学 同窓会会長
金子 秀光 氏(新潟県職員)
2019年4月に入学し2021年3月をもって修了を迎えられた日本人をはじめ、中国、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、タイ、モンゴル、ウズベキスタン、カンボジアからの留学生を含む46名の皆様に「MBA経営管理修士(専門職)」が授与されました。
式典では、仙石正和学長から修了生の皆様へ次の3点についてお祝いの言葉が贈られました。
1.大きな自然災害の後に産業革命が誘導され、ビジネススクールの設立に繋がった事実を理解し、コロナ禍という歴史的な時代に本学で学ばれたことを肝に銘じこのコロナ禍を乗り越えて活躍いただきたい。
2.産業・社会の変化は連続的かつアナログ的で、人間が生活している限り、産業革新は必要不可欠である。その時代に応じたイノベーションを続けることで、どのような時代でも本学で学んだことが土台となって事業創造で活躍できることを信じて進んでいただきたい。
3.様々な活動を継続していくためには何より心身ともに健康であることにご留意いただきたい。
以上、全世界がコロナ禍という脅威にさらされているこの時代に、本学で学びMBA学位を取得された修了生の皆様の努力と功績を称えました。
続いて、修了生を代表し、株式会社ハードオフコーポレーションの今野秀明さんが修了生を代表して答辞を述べられました。
今野さんは「学生同士の交流を通じて自分とは異なる考え方や自分には無い価値観に触れることができたことで、世界が広がり、固定観念に囚われていた自分自身に気付けたこと」、「オンライン講義という今までに無い学習環境の中、場所や移動の制約が緩和されたことや、海外から受講する学生とのグループワークを通じて直接会うことができなくても国を越えた交流が図れたこと」、「研究の根幹から細部に亘るまで多くの啓発をいただいたことや、研究の骨子整理から論文のまとめ方、発表会・論文投稿に至るまで厳しくも温かいご指導を教授陣からいただいたこと」など2年間の大学院生活を総括されました。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響で社会全体の仕組みが激変し、変わってしまった価値観、生活様式、社会環境を受け入れ、今後も絶えず変化し続けていく世界に合わせながら柔軟に対応していくとともに、ここが終着点ではなく、私たち一人ひとりが託された使命をそれぞれの分野で活かすことにより、新潟、地域社会、国際社会のために大きく貢献できる人材を目指して精進していく決意を表明し締めくくりました。
式典終了後には、本学の修了要件でもある専門職成果報告書(学位論文)最終審査において、優秀な成績を修めた者を表彰する「事業創造アウォード」の受賞者が発表されました。
最優秀事業創造アウォード賞として、中国/北京理工大学珠海学院出身(OLJランゲージアカデミー)の童 嘉偉(ドウ・カイ)さんが選出されました。中国人留学生としては2019年3月に修了した李京坤さん(株式会社FIGHTを起業)に続く2人目の受賞となりました。童さん、誠におめでとうございます。
その後、ご来賓として参加された関係者の皆様や本学教員より修了生の皆様に対して激励のメッセージが贈られるなど、交流会を開催しました。ご来賓として参加いただきました関係者の皆様、この度はお忙しい中「学位記授与・修了式」へ参加いただき、本学教職員一同、心より御礼申し上げます。
修了された皆様、2年間、大変お疲れ様でした。そして改めましておめでとうございます。教職員一同、修了生の皆様の更なるご活躍とご健勝を心から祈念いたします。