東京大学工学系研究科教授 坂田一郎 客員教授による特別講義『学術ビックデータを用いた知識の構造化と未来の予測 -機械学習によるアプローチ-』開催報告
2018年11月24日(土)に、東京大学工学系研究科教授 兼 東京大学政策ビジョン研究センター教授 坂田一郎 客員教授による特別講義『学術ビックデータを用いた知識の構造化と未来の予測 -機械学習によるアプローチ-』が開催されました。
満員の傍聴席の中、坂田氏は冒頭で現在の研究室の活動から紹介。企業データベースやネットワークの情報を活用した内容や、データを用いて世代ごとに細かく人の行動が把握できる事例など、私たちの生活や未来にとって非常に重要な内容を分析図や私たちが普段使っているSNSなどの事例を使って分かり易く説明しました。続いて科学技術ビックデータ活用の世界の動きやデータサイエンスと社会科学との連携の必要性、ヒートマップ分析など、機会学習による知識の構造化とその先の未来予測について説明しました。普段は聞けない話の内容に、参加者の方たちも興味津々で、真剣にメモを取っていらっしゃいました。
また、講義終了後の質疑応答では、そのデータ分析を実社会や経済に用いる方法や現状などの質問に、丁寧にお答えいただき、実りの多い時間となりました。
次回は12月1日(土)、株式会社ハードオフコーポレーション代表取締役会長 兼 社長 山本 善政 客員教授をお招きし、『ハードオフ流こだわり経営とは』をテーマに講義を予定しています。本大学院生はもとより、一般の方々にも受講いただけるよう広く公開しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております(参加無料・要予約)。詳しくはコチラから。