2018年7月28日（土）、株式会社プラネット 代表取締役会長 玉生弘昌 客員教授による特別講義『なぜ、日本のインフラは凄いのか～高機能な日本の流通インフラの秘密～』が開催されました。

株式会社プラネットは、日用品・化粧品を中心とした商品の企業間取引に必要なデータ交換サービスや商品の情報を登録・検索できるデータベースサービスなどを提供しています。玉生客員教授は、日本でのこれら消費財の流通においては、卸店が非常に重要な役割を果たしているということを、データの裏付けを元に説明されました。そして、卸を中心とする流通機構も人々の生活を支えるインフラであり、そのおかげで消費の多様性や国民の文化、健康で快適な生活を担保されている日本の消費者は幸せを感じてほしい、とのメッセージで講義を締めくくりました。

講義終了後の質疑応答では、最近台頭しているインターネット通販に対する見解を含め、幅広く流通や卸に関する質問が寄せられました。玉生客員教授は名刺交換の時間も含め、ひとつひとつ丁寧に回答してくださいました。

次回は9月1日（土）、早稲田大学 名誉教授 松田修一 客員教授による特別講義『第4次産業革命進行中での日本の勝ち残り戦略』を予定しています。本大学院生はもとより、一般の方々にも受講いただけるよう広く公開しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております（参加無料・要予約）。