令和6年春の叙勲にて、仙石正和名誉学長(前学長)が「瑞宝中綬章」を受章しました
事業創造大学院大学の仙石正和名誉学長(前学長)が、その長年に渡る教育と研究においての功労が評価され、令和6年春の叙勲にて「瑞宝中綬章」を受章しました。
教職員一同、心からお祝いを申し上げます。
瑞宝章について
明治21年に制定された「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方」を授与対象とした勲章。現在は瑞宝大綬章、瑞宝重光章、瑞宝中綬章、瑞宝小綬章、瑞宝双光章、瑞宝単光章の6つに分類されています。
▼令和6年春の叙勲等
https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r06haru.html#jokun
▼令和6年春の叙勲「瑞宝中綬章」名簿一覧
https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r06haru/meibo_jokun/zuiho-chujusho.pdf
※いずれも内閣府ホームページより
インタビュー
Q.受章のご連絡を受け、今のお気持ちを聞かせてください。
「自らの研究や教育だけで受章できたものだとは思っていません。今まで関わっていただいた全ての方々との出会いがこの結果に繋がっており、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。振り返ってみても、印象に残っているのは、やはり修了生の存在ですね。皆さんに出会えたこと、関われたことが財産になっています。」
Q.今後の事業創造大学院大学に期待することは・・・?
「輩出した修了生が現場の第一線で、また企業・団体の役員や管理職として活躍しているなど、今でも多くの嬉しい報せを耳にします。今後はより一層、アントレプレナーシップ教育をはじめとする、事業創造大学院大学で学べる能力が重要視される社会になっていきます。経営に直接関わる実務者・先端研究に挑戦する研究者の先生方が醸成する、教科書レベルに留まらない“実践的な学びの環境”の中で大学院生がいきいきと学んで、活躍してほしいと願っています。」
2023年2月に発刊された専門の洋書『M.Sengoku著 Graph Theory and Mobile Communications』は、現在国内外で人気とのことで、仙石名誉学長(前学長)は、現在やり残した研究を続けられているとのことです。
プロフィール
仙石 正和 名誉学長(前学長)
事業創造大学院大学 名誉学長・名誉教授
新潟大学工学部卒業(1967)、北海道大学 大学院工学研究科、博士課程修了(1972)。工学博士。大学で教育研究、情報通信工学の人材育成に従事。北海道大学助手(1972)、新潟大学助教授(1978)、新潟大学教授(1989)、工学部長(2003-2007)、理事・副学長(2008-2014)など歴任。新潟大学名誉教授(2014‐)。事業創造大学院大学 学長・教授(2014-2022)。事業創造大学院大学 名誉学長・名誉教授(2022‐)
専門領域は、情報通信工学(その中でも特に移動体通信へ関心を持つ)、ネットワーク工学、応用グラフ理論。電子情報通信学会論文賞(4回)、業績賞、功績賞、同学会フェロー・名誉員。電子情報通信学会基礎境界ソサエティ会長など歴任。日本シミュレーション学会、名誉会員。IEEE国際会議最優秀論文賞、IEEE Life Fellow、“Wireless Networks”(ACM, URSI)、“Journal of Communications and Networks”の Editor、“Journal of Circuits, Systems, and Computers”の regional editor、日本学術会議「通信・電子システム分科会」委員長など歴任。地域では、新潟日報文化賞受賞、信越情報通信懇談会会長、新潟県IT&ITS推進協議会会長、新潟情報通信研究所理事長など歴任。
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/faculty/meiyo/sengoku-masakazu/
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