事業創造大学院大学のウクライナ出身修了生 Myronchuk Viktoriia（ミロンチューク･ヴィクトリア）さんと浅野浩美教授が執筆した論文『ウクライナ企業の復興に必要なものは何か ～侵攻下のウクライナ企業2社からの聴き取りをもとにした―考察～』が『ロシア・ユーラシアの社会（2024年冬号 No.1070）』に掲載されました。

ヴィクトリアさんは在学当時、浅野ゼミに所属。今回掲載された共著論文は、彼女が修士論文を執筆する過程で行ったヒアリングメモの一部をもとに、改めて取りまとめたものになります。

なお、表紙写真はヴィクトリアさんが避難先から日本に向かう際に撮影したものです。
彼女は本学入学後、コロナで母国へ入国できないでいるうちに、ロシアによるウクライナ侵攻が始まってしまい、戦禍の中来日されました。母国の状況に気を揉みつつも、無事に本学を修了され、今は日本国内で仕事をされています。

『ロシア・ユーラシアの社会』はユーラシア研究所が刊行。1959年7月に創刊された『日ソ経済調査資料』を引き継ぎ、現在は経済だけではなく、政治、法律、国際関係、社会、歴史、教育など社会科学の広範な分野（広義の「社会」）について研究論文を掲載している専門誌です。

《修了生プロフィール》
Myronchuk Viktoriia（ミロンチューク･ヴィクトリア）さん
ウクライナ／タラス・シェフチェンコ記念キーウ国立大学出身
東急リゾーツ＆ステイ株式会社
（2023年9月本学修了）

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《浅野浩美教授プロフィール》
事業創造大学院大学 教授
人材マネジメント／人的資源管理論、市場調査法、演習Ⅰ、演習Ⅱを担当。
筑波大学大学院ビジネス科学研究科修了。修士（経営学）、博士（システムズ・マネジメント）。
厚生労働省で、人材育成、人材ビジネス、キャリア教育、就職支援、女性活躍支援等の政策の企画立案に従事したほか、労働局長として働き方改革を推進。高齢者雇用推進のための人事制度見直しマニュアルを執筆。
社会保険労務士。ライト工業株式会社社外取締役、日本キャリアデザイン学会理事、NPO法人日本人材マネジメント協会執行役員、NPO法人新潟キャリアコンサルタント協会特別会員等。

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