岸田教授が永井エヌ・エス知覚科学振興財団の助成に採択
事業創造大学院大学 岸田伸幸教授が、一般財団法人 永井エヌ・エス知覚科学振興財団の研究開発助成に採択されました。
採択研究課題:動態検知センサーを実装した見守り/業務時間計測ネットワークのトリガー録画機能を用いた訪問系ケアサービス評価機能システムの開発と実証評価
一般財団法人 永井エヌ・エス知覚科学振興財団は、人間の五感に代表される「知覚」に関する科学技術及びそれを用いた工業技術の研究・開発に対する助成、人材の育成等を行うことにより、新潟県における社会基盤の整備はもとより、人間によりよい製品・サービスを生み出す産業に寄与することを目的として設立されました。新潟県長岡市の日本精機株式会社内に事務局があります。
今回の採択を受けて、岸田教授は次のようにコメントしています。
この度は永井エヌ・エス知覚科学振興財団様の研究開発助成にご採択いただき大変感謝しています。かつてVCで起業家の研究開発へ投資する仕事をしていた頃を思うと、逆の立場になって、感無量です。本研究はイノベーションに於ける日本の文化的強みである改善/改革を支援するICTツールの開発です。チームで学び合う作業者達の負担感を抑えつつ、サービスの知覚品質を向上する活動を促進させます。起業活動が活発な地域ケア現場で、関係の皆様全てにメリットあるシステムを提案できるよう頑張ります。
岸田伸幸 教授
(事業創造研究科 担当科目:ビジネスプラン作成法、アントレプレナーシップ論、コーポレートベンチャー論、演習Ⅰ・Ⅱ)
早稲田大学大学院商学研究科修了。博士(商学)。学卒後、日本長期信用銀行系VCエヌイーディー㈱で主に中小企業PEとIT系VC投資に従事後、安田企業投資㈱でバイオ・医療系VC投資とファンド管理業務を経験。約15年で30社に投資し10社がEXITした。MBA取得の後、経営コンサルタントとして事業開発、戦略、幹部教育他で企業を支援。