唐木宏一教授が佐々木環境技術振興財団の助成に採択
事業創造大学院大学 唐木宏一教授が、一般財団法人 佐々木環境技術振興財団「環境に関する産業科学技術に関する知識の普及活動に対する助成」に採択されました。
採択研究課題:起業を志す大学院生のための、県内環境先進企業の取組み視察会
一般財団法人 佐々木環境技術振興財団は、ダイニチ工業株式会社が、工業技術の開発における環境問題への取組の重要性を認識し、環境に関する産業技術の試験研究及び知識の普及活動に対する助成等を行うことにより、新潟県における環境調和型の工業技術の研究及び推進に寄与することを目的として設立した財団です。
今回の採択を受けて、唐木教授は次のようにコメントしています。
本件助成は、ゼミ長会(※)の主催イベントとしてタイトル通りの視察を実施したら好ましいのではと考え、そのための資金を得るべく、他の先生方の支援も得つつ応募したものです。まずは9月中の実施を目指し、ゼミ長会の計画・調整と実施をサポートします。
※ゼミ長会:演習指導を行う各ゼミの代表者(ゼミ長)により構成される会。院生間の知の創発やコミュニケーションを促進するため、院生の研究活動に関わる事業の企画・運営を行う。
唐木宏一教授
(事業創造研究科 担当科目:アントレプレナー・ファイナンス、コーポレートファイナンス、演習Ⅰ・Ⅱ)
㈱三井銀行に入社し、支店での13年余りの融資渉外業務を通じ、与信や企業財務等にかかわる知識技能を身につける。同社退社後、一橋大学大学院商学研究科にて「企業と社会」「金融と社会」を研究し、修士(商学)、博士(商学)学位取得。修了後は大学非常勤講師や、社会起業家、NPOなどの支援育成に携わるほか、個人研究所(社会的金融研究所)を設立し、論文等を執筆、発表。